【仏像】出張買取の流れや特徴とは?注意点を押さえておこう
仏像を処分するときの選択肢の一つが、業者に売却するという方法です。しかし、お店に持ち込んで買い取ってもらいたいと考えても、なかなかお店に行く時間がないという人もいると思います。そのようなときに便利なのが出張買取のサービスです。自宅まで出張して査定と買取を行ってくれるので手間なく処分することができます。
仏像は売れるものなのか、また買取の相場は
仏像というのは仏教の教えによって作られるものですが、その種類には大きく分けて如来、菩薩、明王、天部の4種類があります。この4種類にはそれぞれに特徴があり、如来というのはお釈迦様が悟りを開いた後の姿で、衣をまとっただけの質素な姿をしているものです。
如来の中には薬師如来や阿弥陀如来などが知られます。一方で菩薩というのはお釈迦様が修行中で王子だった頃の姿で、装飾品を身につけている姿です。菩薩としては弥勒菩薩や観音菩薩が知られています。
また明王というのは如来が姿を変えて人々を救う姿を表現しており、如来や菩薩の穏やかな表情とは異なり厳しい形相をしているのが特徴です。明王は不動明王や愛染明王などがあります。天部は、古代インドの神々がベースとなっているもので弁財天や帝釈天などがあります。
この他にも仏像として扱われるものには、聖徳太子や空海、また鑑真といった仏教の教えを広めた人物も該当します。 仏像そのものは宗教的なものとして作られたものですが、一方で美術品や骨董品としての価値もあるものです。年代によっては名だたる仏師が作成したものがあり、それらは文化財の価値があるものといえます。
買取価格の相場は、その素材や製作者によって左右されますが、より古いものであれば数千万円で買い取られたというケースも珍しくはありません。ただ一般的な相場としては、数千円から数十万円程度といわれています。
高価買取を目指すなら業者選びも重要になってくる
仏像の価値というのは年代や製作者によって大きく左右されるものです。特に時代が古ければ古いほど、また製作者が著名であるほど価値は高いとみなされます。ただし名作と呼ばれるものは、贋作も多く作られていますからその目利きが重要になってくるものです。
一方で素材によっても価値が変わり古いものであれば木製のものが中心ですが、近世に作られたものでも金で作られたものであればその金属の価値が加わるため高く評価されます。また木製でも白檀などの希少価値の高いものが使われていれば、その評価は高くなるものです。
しかし、買取を行う業者の多くは、その仏像に価値がありそれを売却できる価格帯によって価格を決めています。貴金属とは異なって、仏像というのはやや特殊なジャンルですからその価値を査定することは専門性が求められます。
古美術を扱っているお店の多くは、これらのジャンルも扱っていますから正当に査定してくれる可能性が高いものです。特にその仏像の製作者や年代が不詳の場合には、査定員の能力が試されることにもつながります。
いずれにしても高価買取を目指すのであれば業者を選ぶことが重要になってきますし、必要な場合には複数の業者に査定してもらうというのも方法の一つです。特に専門に行なっている業者の場合には無料で査定してくれますし、出張買取も利用することができます。
出張買取の流れを知っておくことも大事
専門店で行なっているサービスの一つが出張サービスです。これは査定員が自宅など指定された場所に赴いて、売却したいものを実際に見て査定し、その価格を提示してくれるというものになります。
この出張査定買取の流れとしては、まずは業者に電話などで連絡をして対応しているエリアであるかどうか確認し、また売却したい商品のことを伝え日時を決めて来てもらうというものです。基本的にはお店で行うことを自宅などで行ってくれるということですが、査定金額に満足すればその場での買取となります。
即金で払うケースもあれば、後日銀行振込で支払われるという方法もあります。特に高額な取引となれば安全を考えて後者となるのが一般的です。
もちろん価格に満足にしなければ、そのまま引き取ってもらうことも可能です。出張サービスを利用する際に重要なことは、どれぐらいの金額で売却できればよいのか、事前にしっかりと考えておくことです。ほとんどの業者は強引な買取は行いませんが、出張して来てもらったという気兼ねから安く売ってしまうということも珍しくはありません。
また、売却するときには契約書を交わすのが重要になってきます。これは盗品でないことを証明する必要があり、また買取価格についてトラブルにならないためにも必要なことです。
いずれにしても、いきなり出張買取を依頼するのが不安であれば、写真などをもとにある程度査定してもらった上で依頼すれば、その不安も和らぐものです。
出張買取は便利なサービスですが、査定員に来てもらうと言うことから気兼ねしてしまうということも少なくありません。このため、高値で売却したい場合には事前にその仏像がどの程度価値のあるものか調べておくことが円満に売却するためには大切な要素となります。