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買取業者が【買取できない】仏像とは?事前にチェックしておこう

公開日:2020/12/15  

不要になった仏像や仏具は、古美術を専門に扱うお店の買取りサービスを利用して処分できます。有名な仏師の作品や金・銀・香木などの高価な材質で作られた作品であれば、高い値がつくことがあります。しかし逆に何らかの問題があると買取できないケースも。専門業者に持ち込む前に、買取ができない物かチェックすることが大切です。

どのお店でも買取ができない仏像の種類とは

古美術を専門に扱うお店で仏像の買取サービスを依頼した際に、必ず断られてしまうような物があります。全てのお店で買取が断られてしまう仏像とは、贋作(偽物)や盗品の可能性がある品物です。

昔から古美術品は高い値段で売買されてきたので、贋作も多く作られてきました。特に有名な作者の作品は贋作が多く、慎重な査定が行われます。ただし、実物を見ただけでは贋作かどうか判別しにくい場合が少なくありません。このような場合は、安置されてきたお寺や購入経路などを示す記録の有無で判断が行われることもあります。

鑑定を行って本物で高い価値があると判断されたとしても、盗品の可能性がある作品は取り扱ってもらえないので注意が必要です。近年は外国人グループがセキュリティの甘い地方の寺院で窃盗を行い都市部の古美術店に持ち込む、ネットオークションに出品して換金するといった事件が増えています。

最近であれば、2019年9月に韓国籍の窃盗犯が和歌山県田辺市にある「華蔵寺」というお寺から「釈迦如来坐像」を盗み出してネットオークションに出品したという事件が発生しています。古美術品の窃盗事件が増えていることから、入手経路が不明な作品は盗品が疑われることがあるので要注意です。ネットオークションで購入してお店に持ち込んで転売する場合は、それまでの入手経路などを示す書類を用意する必要があるでしょう。

贋作である可能性が高い仏像の種類とは

美術的・歴史的に価値の高い仏像は高値で取引されることから、昔から多くの贋作が作られてきました。作風や銘の有無などで真贋を見分ける方法がありますが、素材の種類によっては専門家でも判断することが難しいケースが少なくありません。

木像は、比較的容易に贋作を見分けることができるとされています。木は環境によって成長スピードに違いがあり、気温が高い年は生育が早いので年輪の間隔が大きくなります。年輪のパターンを見れば、木が生育した具体的な年を判別することができるからです。

年輪パターンに加えて、放射性炭素年代測定でも木材の年代を測定する方法が存在します。どの時代に切られた木なのかを調べることで、仏像の作られた時代を判別することが可能です。

古美術を扱う専門家の間で贋作が多いことが知られているのは、ブロンズ(青銅)像です。ちなみに古来より青銅製の仏像は木像とともに多く作られていて、多くの方が修学旅行で訪問した東大寺の大仏様もブロンズ像です。

ブロンズ像は木像のように制作された時代を判別することができないため、多くの贋作が作られています。このため、専門家の間ではブロンズ像は贋作が多いことで知られています。本物と判断されて博物館に展示されているような作品の中にも、学者の間で贋作が疑われている物があるほどです。ブロンズ像は専門家でも真贋を見分けることが難しいため、お店によっては買取りを断られてしまう可能性があるので注意が必要です

一部のお店で買取を断られてしまう仏像とは

贋作や盗品でなくても、仏像の状態によっては買取りを断られてしまうことがあります。買取ができないと判断される仏像ですが、古くて著しく変色や変質が見られる・素材が不明である・サイズが大きすぎる・破損している・出自や入手経路が不明であるなどのケースです。 買取専門店では宗教的な価値ではなく美術品としての価値で判断するので、保存状態が悪くて変色や変質が見られるような物は取り扱いをしないことが多いようです。

素材についてですが、仏像の価値は形状に加えて使用されている材料も判断材料のひとつです。金・銀・沈香(香木)・象牙などで作られている作品は、素材の価値も考慮されるので高値で取引されます。これに対して、どのような素材で作られているのか分からないような仏像は素材の価値を判断することができません。そのため、お店によっては取り扱いをしていません。

サイズが大きすぎるような像についても、店で保管したり輸送の際に問題が生じるという理由で査定を断られてしまうことがあります。細かい部分が破損していたり、出自や入手経路が不明な作品も買取ができないケースがあるようです。

ただし、お店によってはある程度の変色・破損・サイズなどに問題があっても買取に応じてもらえることがあります。お店に持ち込んで断られてしまった場合でも、他のお店であれば買取に応じてもらえるかもしれません

 

買取専門店に不要になった仏像を持ち込んで買い取ってもらう場合には、偽物や盗品は断られてしまうので注意が必要です。制作された時代や作者などが不明な作品であれば、専門家に鑑定を依頼した後にお店に持ち込むようにしましょう。

おすすめの仏像買取業者5選!

商品画像
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